葬儀での親族のマナー - 所沢市で家族葬・葬儀をするには

葬儀で親族ができること

葬儀で親族ができることの写真

お葬式で多いのが、小物の買い出しです。

遺族の待合室にお菓子が足りない、茶葉が足りない、遺族がストッキングを忘れてきたなどの小さなトラブルはよくあることです。しかし、遺族は葬儀の準備や親族のおもてなしに忙しく、買い物に行く時間がありません。空いた時間があれば、遺族に必要なものがないか聞いてみましょう。お通夜の駐車場は葬儀社が用意してくれますが、まれに付き添いの人がいない場合もあります。そのような場合には、遺族が中心となって駐車場のお手伝いをすれば、混雑を避けることができます。また、自宅で通夜を開催する場合は、他の場所に駐車場を借りることができる場合もあります。お通夜に来る車を誘導する係員が必要になります。自宅から葬儀場に行く場合や、葬儀場から火葬場に行く場合、バスがない場合は自家用車などに乗って移動することになります。また、親族全員がバスに乗れない場合は、自家用車やタクシーを利用するしかありません。経験者であれば、率先して自家用車での乗車を提案しましょう。遺族控室を訪れる親族や一般の方にはお茶やお菓子をご馳走になりますので、その役割を担ってもらえれば遺族も楽になるでしょう。また、自宅でお通夜を行う場合や、お通夜までの期間を自宅で過ごしてもらう場合には、家族を楽しませてくれる人が必要不可欠です。地域によっては、お手伝いをする人が白の割烹着や黒のエプロンを着用するのが慣例となっていますので、準備をしておきましょう。また、通夜・葬儀の受付や台帳入力は、親族が会計係として行います。受付の方がお金を受け取って、お返しにお渡しします。受付から渡された香典袋の中身を帳簿係が交換して精算します。ただし、受付嬢と記帳係がお金を扱うので、遺族は特に信頼できる人を記帳係に指名することが多いです。率先して立候補するのではなく、任命された時点で受け入れるようにしましょう。最近では、お金を数えるために簿記を任されていないケースもあります。一生に一度の葬儀の場面を撮影することも、遺族にはできない重要な役割です。しかし、葬儀の場面を写真に残すことは縁起が悪い、不適切と考える人もいるので、遺族から頼まれた場合には、その仕事を受けるべきです。葬儀の際にできることは、数えると結構あります。常に気配りを忘れず、式の様子をよく観察して、ご遺族が困っている時のサポートをしてあげましょう。

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